その他、メンバーからのアドバイス


 

◇移植は苦しいのが当然と思わず、変化は何でもスタッフに早めに申告しましょう。

私は胃痛, 腹痛, 腰痛と大変大変辛かったのですが、移植自体の経過は悪くなかったので、その面はスルー気味だと感じてしまいました。

 

◇この位言わなくても分かってくれている… と思わずに、しっかり医療スタッフとコミュニケーションをとることが大切だと思いました。もちろん家族とも。

 

◇症状がなかなか軽減されないと感じた時は、緩和ケア科へのご相談が可能です。( 私は希望してお世話になりました。) 緩和ケアは、末期の方々だけのものではありません。症状コントロールのプロと言う位置づけです。

 



◆前処置前から、とにかく頻繁なうがいをオススメします。私はトイレや洗面台の前を通る度… くらい頻繁におこない、口内炎は殆どありませんでした。その代わり(?) うがいでは行き届かない喉の奥~消化管の症状は強かったですが…。

 



◇退院後も、気を付けなければいけないことが多いと思うが、慎重になりすぎると逆にストレスを溜めてしまうと思う。私は、そろそろこれはできるかな~?とか旅行行きたいな~とか先生に相談しながらだが、あれはまだやめよう、これはやめておこうというよりは、あれやりたい、これやりたいと前向きに生活するようにした。

 



◆制限の解除については、ケースバイケースなので一概に言えませんが、外来で相談してみるのが一番でしょう。僕は積極的に挑戦する方でした。

 

◆入院に際しては、買ってきてくれる方がいれば、後からお願いした方が良いかもしれません。体調などで、必要なものやりたい事が変わってくる事もあるからです。

 



◇苦しい治療と向き合うことは、やがて大切な力となって生きてきます。病気の状況や家族の環境で対応はそれぞれでしょうが、困ったことや解らないことは病院に遠慮なく聞き、ゆっくり回復への日々を過ごしてくださるよう願っています。

 

◇自分だけかもしれませんが、あまり深く考えない事、前向きに考える事、お医者さんは必ず治してくれると信頼して、先生の言うとおりにする事。病気になって、初めて分かる事や、考える時間をもらえて、この時間は有効に使おうと思い、出来る範囲でやれる事をやってみる。病院の中では、甘えることが出来るのは先生や看護婦さんだけなので、我慢をせずに言いたい事はきちんと伝える事。